2009/09/07

PTHPasteboard が使えなくなって焦る

PTHPasteboard PRO というクリップボード・ユーティリティに激しく依存した生活をしています。

今日たまたま新しいバージョンが出てるな、と思って PTHPasteboard の最新版をインストールしたところ、"could not load pthpasteboard preference pane." というエラーが出て、PTHPasteboard が使えなくなってしまいました。

試行錯誤を繰り返し、ファイルパーミッションなんかも見ているうちに、Library/PreferencePanes/PTHPasteboard.prefPane/Contents/Resources/PTHPasteboard.app という PTHPasteboard のアプリケーション本体に進入禁止マークが付いているのを見つけました。

そこで、はっと気がついて PTH のサイトを見直したところ、Requires OS X Snow Leopard の文字が。そうなんです、まだ Snow Leopard に移行していないので、使えないバージョンを入れてしまっていたのでした。

PTHPasteboard のサイトには、PTHPasteboard 4.4.1 for Mac OS X 10.4.x/10.5.x というリンクがあったので、旧版をダウンロードして再インストールをし、事なきを得たのでした。

PTHPasteboard PRO の素晴らしい点

PTHPasteboard PRO は US$24.95 の有償ソフトなのですが、強力なフィルタとカスタマイズ性があるので、愛用しています。PTHPasteboard のフィルタの一覧を見ると、47 もフィルタがあり、その中には日本語に対応して半角全角変換をしてくれるようなフィルタまであります。一番シンプルで多用しているのは、Plaintext Filter だったりしますが。文章をコピー & ペーストするときに、スタイル情報までコピペされてイライラしている人には必須の機能です。

PTHPasteboard PRO では、それらのフィルタに自在にショートカットを割り当てられ、さらには異なる Mac 間でペーストボードの同期まで可能です。あらかじめ用意されたフィルタで十分でなければ、Shell Script Filter を活用すれば、好きなフィルタを作ることもできます。手に馴染んだら手放せないこと間違いなしです。

Leopard 以降なら ClipMenu もおすすめ

PTHPasteboard PRO は有償のシェアウェアでしたが、フリーウェアなら以前に紹介した1 ClipMenu がなかなか強力です。

私の環境には Leopard だけでなく、Tiger も残っているために、Mac OS X v.10.4 以降対応の PTHPasteboard を使っていますが、Leopard 以降を使っている人なら、ClipMenu を使ってみるのもいいと思います。

キーボードでのショートカットやプレーンテキストでのペーストは備えていますし、JavaScript アクションを使うことで、様々なテキスト加工が可能です。


  1. 無駄なく機能的な Mac OS X 用クリップボード拡張 ClipMenu:古いバージョンの ClipMenu のレビューなので、気になった点も改善され今のバージョンではさらによくなっています。 

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