2012/10/26

Amazon Kindle ストアのお買い得マンガ

ようやく Amazon で電子書籍、Kindle ストア が始まりました。

同じ値段で紙媒体と電子書籍があったら、未だに紙を選んでしまうわたしですが、お買い得であれば電子書籍もやぶさかではありません。Kindle ストア では、紙媒体とほとんど変わらない値段のものも多いですが、中には電子書籍の方がずっと安いものもあります。そこで自分で気になるお買い得のコミックをピックアップしてみました。今回はマンガだけを取り上げています。

  • テルマエ・ロマエ I:2010年度のマンガ大賞を受賞し、阿部寛と上戸彩主演で映画化もされた風呂マンガです。2巻以降はそこまでお買い得ではありませんが、それでも紙で買うより安い です。
  • 沈黙の艦隊 (1):往年の名作ですね。後半、広げた風呂敷を畳むのに苦労するのは、いつもながらのかわぐちかいじ節ですが、原子力潜水艦の戦闘は本当に手に汗握る感じがしました。Kindle でちょっと残念なのは、2巻以降は普通の値段になってしまっていることです。1990年代の作品なので、中古では叩き売りされている感がありますので、もうちょっと戦略的な価格付けをしてもらいたかったところです。
  • モテキ (4.5):モテキもドラマや映画化までされ、個人的には予想外なほどずいぶん話題になりました。これもスピンオフ的な 4.5巻だけが戦略的な価格で売り出されています。でも、それ以外は安くありません。講談社さんも一世代前の作品を定価に近い価格で売ろうというのは再検討してもいいのではと思います。トッキュー!! を描いていた久保ミツロウが女性だったとは、モテキを読むまで気付いていなかったのはナイショです。

以上は、講談社系のコミックでシリーズの 1冊だけ安くする、という感じのものが多いですが、集英社は全巻に安い価格付けをするという試みをしているようです。

  • ハチワンダイバー:「このマンガがすごい!」2008年版のオトコ編で 1位を取ったマンガです。ある意味、将棋マンガとしては衝撃的でした。個人的には将棋モノとしては、3月のライオンひらけ駒の方が好みですが。
  • LIAR GAME:これまたヤングジャンプ連載、映画・ドラマ化もされたマンガです。

エンターブレインのビームコミックスも、電子書籍には割と積極的なようです。上で紹介したテルマエ・ロマエだけでなく、 いろいろなコミックが 400円台で買えるようになっています。

  • 乙嫁語り:イギリスを舞台にしたエマも好きな作品ですが、トルクメニスタンなどの中央アジアに行ったことのあるわたしとしては、乙嫁語りはさらにたまらない作品です。
  • イムリ:三宅乱丈はぶっせんで登場したときからかなり引きつけられる作家です。本作はダ・ヴィンチ「絶対はずさない!プラチナ本」に選ばれています。
  • 放浪息子:フジテレビの深夜アニメ、ノイタミナ枠でアニメ化もされた作品です。アニメの方は話が途中から始まってますので、最初から話を知りたい方はぜひコミックで。

集英社では、ヤングではないジャンプ系も 300円台の値付けを行っています。ONE PIECENARUTO のような週刊少年ジャンプの看板作品から、ジャンプスクエア連載中でアニメ化された青の祓魔師や、いろんな意味で話題の To LOVEるなどもありますね。あと、個人的に好きな SKET DANCE にもリンク張っておきます。

集英社は女性向けのコミックも同じ値段で Kindle に出しています。このマンガがすごい! の上位に何度もランクインしている君に届け、個人的に結構ツボのサムライカアサン、大御所(?)槇村さとるの Real Clothes などが目に入りました。

わたしとしては、こうした単行本の電子書籍化もいいのですが、読み捨てになってしまう漫画雑誌の電子書籍化もぜひ進めてほしいところです。

ポスト @ 3:33:24 , 修正 @ 2012/10/27 2:17:17 | , | 「このエントリーを含むはてなブックマーク」ボタン この記事「Amazon Kindle ストアのお買い得マンガ」を含むはてなブックマークの数

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