2007/03/28
アフィリエイトを投げ銭として考えてみる
以前はアフィリエイトを忌避していた
ウェブページに広告を貼り収入を得るアフィリエイトには、Google Adsense や、Amazon アソシエイト、Apple Store、iTunes Store で有名な LinkShare、楽天アフィリエイト等々、いろいろありますが、以前はそれらのリンクをクリックすることは割と避けていました。
ウェブに詳しい人ほどその傾向はあるのではないかと思います。梅田望夫氏の「2007年 ITエンジニア進化論」にこんな一節があります。
Webの開発エンジニアたちに「君たちはネットの広告を踏むことはあるのか?」と尋ねたことがあります。無論ITリテラシーの高い彼らは、広告を広告だと瞬時に認知するから、わざわざ広告を踏むことはない。
それ以外にも Firefox なら Adblock を使うとか、Safari でも使える技ですが広告をブロックするスタイルシートを用いて、はなから広告を表示させない方法もあります。
Safari の場合、環境設定の「詳細」タブにある「スタイルシート」に設定してしまうのが簡単です。
ひどいもので、私など、書籍のリンク先が Amazon のアソシエイトだと前もってわかると、わざわざアソシエイトなしの URL でページを開くことまでしていました。今思えば恥ずかしいし意味のない行為だったと思いますが、当時はケチ臭い根性だったのでしょう。
おもしろいブログのアフィリエイトには協力したい
今は以前とは反対に、おもしろかったり為になるサイトのアフィリエイトには積極的に協力したいと思うようになりました。その方が双方にとってもメリットがあるでしょう。サイト運営者はそれによって運営費用や、もっとおもしろい記事を書く余裕や動機付けができ、読者である私はおもしろい記事を楽しむことができます。
はてなには投げ銭サービスがあって、面白かったり、役に立ったりした記事にポイントを送ることができるのですが、そんなには活用されてないという話を目にします。当ブログでも一応はてなポイント送信に対応していて、ブログの記事では先日の PASMO、Suica のまとめ記事で初めて1ポイントをいただきました。
はてなの投げ銭があまり活用されていないのは、実際に自分の懐が痛む上に、ポイント送信に 5% の手数料がかかるせいかもしれません。
その点、アフィリエイトに協力するのは、クリック募金でクリックするようなもので、そのことによってこちらに特別な費用負担が発生するわけではないし、実行しやすいのではないかと思います。
Google Adsense で表示する広告は、クリックするだけでサイト運営者に少ないながらも収入が入るので、サイト運営者にはありがたいでしょう。もちろん協力すると言っても、闇雲に広告をクリックするのではなく、普段ならもう半ば無意識に無視してしまう広告にきちんと目をやって、興味を引くものがあるならクリックするということです。
Amazon アソシエイトを利用した本や CD、DVD などの紹介も、その記事によって自分が関心をもったり、情報を得ることができたのですから、アフィリエイトを通して購入することは全くやぶさかではないと思います。どうせ Amazon のアソシエイトは自分自身には適用できませんし、おもしろい記事を書いてくれた人に収入が入ったからといって、こちらが損することは何もないのですから。むしろ、大きな目で見れば、先ほども書いたようにこちらにも得になるでしょう。
というわけで、アフィリエイトに肯定的になった私ですが、記事の頭に大きな AdSense 広告が貼られていて、本文にたどり着くのにスクロールを要するようなページは、今でもあまり好きではありません。本末転倒じゃない?と思ったり。
1 Comment
Re: アフィリエイトを投げ銭として考えてみる
確かにアフィリエイトをクリックすると間接的に応援できますよね。
問題はどれくらい相手に金額がいっているか分からなかったり、指定できなかったりすることでしょうか?
次のような直接投げ銭できるようなサービスも増えてきましたのでうまく使っていきたいですね。
Kampa!
http://kampa.me/
簡単カンパ
http://www.kkanpa.com/
ユグドア
http://www.yggdore.com/
From : Cygin @ 2013-12-01 09:28:00 編集