Tags : OS X
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2006/12/20
2006/12/19
Mac でのカスタムボタンの設置場所 - Firefox 用 Google ツールバー バージョン3 Beta
clmemo@aka経由で、Firefox 用 Google ツールバー バージョン3 Beta が出ているのを知りました。
- Google - Firefox 用 Google ツールバー Beta ダウンロードページ
- clmemo@aka: Google Toolbar for Firefox バージョン 3 ベータがリリース
この新しい Google Toolbar の何がいいのかというと、自作のカスタムボタンを作れることです。既にいろいろなボタンが公開されているのですが、それ以外にも自分で好きなように検索ボタンや RSS/Atom フィードを表示するボタンを作れるのです。
カスタムボタンは xml ファイルとして定義されています。上記の既に公開されているものと、簡単なボタンの作り方でおおよそのことはできますが、もっと細かくカスタマイズしたいなら API が公開されていますので、それを見ながらいろいろ調整できます。
簡単なボタンの作り方で生成される xml ファイルを元に、上記 API ガイドを読んで手を加えて行けば、希望のものが作れます。しかし、ここで困ったのが作成したカスタムボタンの xml ファイルの置き場所。
Google ツールバー API の「手動でカスタム ボタンを作成し、インストールする」の部分には、Windows でのことしか書いていないのです。
OS X の Application Support フォルダにある Firefox 以下を探ってみましたが、それらしき場所はありません。いろいろ探してみると、ホームフォルダの Library/Google/Custom Buttons/
というフォルダができていて、そこに設置すればいいことがわかりました。
Gmail の特定のラベルの新着メールをチェックするボタンを作ってみたのですが、満足いくものができたら公開してみようかと思います。
2006/11/30
Universal 時代の Cocoa なバイナリエディタ 0xED
Carbon 時代のバイナリエディタ
Mac OS X の16進ファイルエディタとしては、HexEditor を気に入って使っています。何がいいのかというと、文字のエンコーディングを指定して、表示させることができるところです。
同種のソフトに HexEdit があるのですが、こちらは文字コードを表示させることはできないのです。ただ、大きなファイルの場合、HexEditor ではうまく開けないことがあって、その場合でも HexEdit では開けました。一長一短でしょうか。名前が似ているので紛らわしいですね。
Cocoa 時代のバイナリエディタ
Intel CPU を搭載した Mac の登場に伴い、ソフトウェアの多くは PowerPC、Intel 双方でネイティブに動くように Universal Binary 化されていっているのですが、上記の HexEditor、HexEdit は、PPC バイナリのままのようです。昔からあるソフトなので、Universal 化が難しいのかもしれません。
このままでも Rosetta を通して Intel Mac 上で使うことはできます。しかし、やはり Intel ネイティブで動く16進エディタが欲しくなります。Universal バイナリのものは、知っている範囲では以下のようなものがあります。
この中でエンコーディングを指定して、文字コードを表示させることできるものはありませんでした。PeekIt は外部プラグインとして、Data Formatter を提供できるので、プラグインを開発すればできるのかもしれませんが、そこまでは手が出ないなぁと思っていたところ、0xED がアップデートされ、変更点に Text encoding for pasteboard copying/pasting is user selectable.
とあります。
試してみると、0xED の環境設定で文字エンコーディングを指定してやると、日本語も表示できるようになっていました。
Universal アプリケーションでこれができるようなバイナリエディタが出てきたのは嬉しかったので、作者さんに要望を送って、ついでにツールバーでもエンコーディングを選択できるように頼んだところ、早速実装してくれました。
エンコーディングのリストをユーザがカスタマイズできるようにも要望してみたところ、次のバージョンで対応してくれるとのことです。ここしばらくアップデートがないので、忘れられてしまっていないといいのですが。もしよかったら、他の方もこれに限らずリクエストを送ってみて下さい。ソフトウェア制作者の方はフィードバックがあると嬉しいものだと思いますよ。
2006/11/25
マイナーなアルバムカバーアートを見つけて iTunes に登録
第5世代(5.5世代?)iPod を入手してしまったのをきっかけに、動画のエンコーディングや、アルバムカバーアートの登録にはまっています。(始めのうちは利用してなかったんですが、iTunes 7 で採用されたアルバムカバーアートを一覧表示する Cover Flow は楽しいです。利用してなかったら是非試してみて下さい。)
iPod 用に H.264 で横幅640ピクセルの動画のエンコードするには、現状では MPEG Streamclip 1.8 がよいということがわかりましたが、それはまた別記事で。なお、MPEG Streamclip で MPEG2 を扱うには、QuickTime 6 MPEG-2 再生コンポーネントが必要になってしまうのが残念ですが(MPEG-1 や MPEG-4 には不要)。
iTunes 7 ならカバーアートの入手は簡単
アップルの iTunes のページにも書いてありますが、iTunes Store のアカウントがあれば、iTunes Store にあるカバーアート(ジャケット画像)を簡単に入手できます。環境設定の「一般」にある「持っていないアルバムアートワークを自動的にダウンロードする」にチェックを入れておけばよいです。もしくは「詳細」メニューから「アルバムアートワークを入手」を選択すると言う方法もあります。
しかし、この機能を使うには、iTunes Store のアカウントが必要です。通常はクレジットカードの登録が必要ですが、セブンイレブン等で売っている プリペイドカードやギフトカード、無料ダウンロードカードを使えば、クレジットカードの登録は不要です。
ただ、その方法が少々(いや、かなり?)わかりづらいらしいのです。「Long And Winding Mac」 : iTunes喰わず嫌いの皆さんへに詳しく説明があります。
単純に「新規アカウントを作る」、とか、「iTunes Cards」を使うという入り口から入って行くと、クレジットカード情報の登録が必須の条件となっている。
「購入して使用」というリンクをクリックすることでカード情報を入力しなくてもよい画面に誘導される。
こうして iTunes 7 の機能で入手できるカバーアートは iTunes ストアのカタログに限られているので、洋楽には割と強いのですが、邦楽やその他マイナーな音楽に関しては入手できないものも少なくありません。それをどうやって探して登録しているか、というのを書いてみることにしてみました。既にやっている人には新しくも珍しくもないかもしれませんが。
2006/11/08
コンセプト実証ウイルス? OSX.Macarena 情報に踊らされてるっぽい
ウイルスの内容が把握されないまま情報が広められてる?
連休中に「ITmedia News:新たなMac OS Xウイルスが出現−−Macユーザーも対策を」というような報道がされました。
Mac OS Xを標的とした新たなコンセプト実証ウイルスが出現。Macを使っている企業や個人もウイルス対策が必要だとSANS Internet Storm Centerは指摘する。
これを受けてか、ブログなどでもこの OSX.Macarena というウイルスについて書かれたものが少なくないようです。しかし、どうも単に右から左に流しているだけで、これが何なのかということは考えていないように見えます。
コンセプト実証ウイルスって?
そもそもコンセプト実証ウイルスって何なのでしょうか。Wikipedia のコンピュータウイルスの項には、コンセプトウイルスについて以下のように書いてあります。
ある種のセキュリティホールの問題を提起するため、技術的な実証実験に用いられるコンピュータウイルス。
この OSX.Macarena とよばれるものも、ソースコードの形でしか公開されておらず、動かす場合にはまずコンパイルをする必要があります。
これを最初にウイルス定義した Symantec の OSX.Macarena のページでも、Risk Level 1: Very Low
、極めて危険性は低いとしています。
シマンテックの陰謀?
日本語圏ではただ右から左に流した反応が多かったですが(ウイルスの内容を検討していないのでしょう)、英語圏では MacFixIt や Slashdot で、Symantec が結構けちょんけちょんに叩かれています。マフィアの脅しを思い出させるとまで書かれている有様。
本当に OSX.Macarena の危険性はどの程度のものなのか、もうちょっと詳しく見ていってみます。(11月10日追記あり)
2006/10/05
アップルの Cocoa セミナーが今にも満席!
少し前に紹介した Cocoa セミナーが、今にも満席です。
今チェックしたら、初級は締め切り、中級および上級も、同内容で2回あるうちの1回は締め切りでした。
HMDT の木下さんの講義が、しかも無料で受けられるんですから、都合がつけられるなら行くしか! (他は平日ですが、中級編の11月26日は日曜日です。)
C言語を習得済みの方を対象とします
と書かれてますが、基本的な文法がわかっていれば大丈夫です。
追記
もう全部埋まったみたいですね。東京以外の会場もあるといいんですけどねぇ。
2006/09/30
Cocoa セミナー@アップルジャパン
木下さんの HMDT 経由。
Cocoaセミナー、またやります。まずは、初級編を10月13日(金)に。場所は、いつも通り、初台のアップルにて。
中級編と上級編は、11月に予定されているんで、また後日にお知らせを。
今期のCocoaセミナー。全部のスケジュールが確定。ちょっと前に紹介した初級編に加えて、中級編と新たに上級編もアナウンスしている。
詳細および申し込みは以下で。
Cocoa 初心者の方は事前の予習をお勧めします。中級以降は分量も増えてきますので、初心者じゃなくても未経験分野なら予習しておくと楽かも。以前、記事を書いたのでそちらもご覧下さい。
どうしても参加できない場合は、今までに行なわれたセミナーの資料や映像が公開されていますので、ダウンロードしてみて下さい。(上級編の開催はこれからなので、まだ資料はありません。上級編もアップロードされました。)
事前に資料を見ればわかると思いますが、中級、上級といっても、Cocoa 開発を専門にしている人に対する中級、上級というより、Cocoa を初めて触る人や不慣れな人に対する中級、上級です。Xcode と Objective C を使った開発の入門者の方によいと思います。
ウノウラボで知りましたが、Lifehacker の記事に Parallels Desktop for Mac の Coherence モードがよくわかる画像と動画がありました。
実際に Coherence モードを使うとなると、一見 OS X 上のウインドウに見えながらも、実は Windows 環境そのものなので、ファイルを保存したり開いたり、いろいろな場面で混乱するかもしれませんね。慣れない人は、通常のモードで使うか、フルスクリーンで画面を切り替えながら使うのがよさそうです。