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2006/12/25
Google からのクリスマスプレゼント 〜 Mail Fetcher
過去記事「これですべてのメールアカウントを Gmail に統合できるはずなのだ」で紹介した機能が使えるようになってました!
表示言語を日本語にしていると出ません。English (US) で確認しました。
無事取り込めました。やった。
12月27日追記
今回 Mail Fetcher が可能になったアカウントより古いアカウントでも、まだこの機能が使えないものもあるようです。アカウントの取得時期は関係ないのかな?
2006/12/19
Mac でのカスタムボタンの設置場所 - Firefox 用 Google ツールバー バージョン3 Beta
clmemo@aka経由で、Firefox 用 Google ツールバー バージョン3 Beta が出ているのを知りました。
- Google - Firefox 用 Google ツールバー Beta ダウンロードページ
- clmemo@aka: Google Toolbar for Firefox バージョン 3 ベータがリリース
この新しい Google Toolbar の何がいいのかというと、自作のカスタムボタンを作れることです。既にいろいろなボタンが公開されているのですが、それ以外にも自分で好きなように検索ボタンや RSS/Atom フィードを表示するボタンを作れるのです。
カスタムボタンは xml ファイルとして定義されています。上記の既に公開されているものと、簡単なボタンの作り方でおおよそのことはできますが、もっと細かくカスタマイズしたいなら API が公開されていますので、それを見ながらいろいろ調整できます。
簡単なボタンの作り方で生成される xml ファイルを元に、上記 API ガイドを読んで手を加えて行けば、希望のものが作れます。しかし、ここで困ったのが作成したカスタムボタンの xml ファイルの置き場所。
Google ツールバー API の「手動でカスタム ボタンを作成し、インストールする」の部分には、Windows でのことしか書いていないのです。
OS X の Application Support フォルダにある Firefox 以下を探ってみましたが、それらしき場所はありません。いろいろ探してみると、ホームフォルダの Library/Google/Custom Buttons/
というフォルダができていて、そこに設置すればいいことがわかりました。
Gmail の特定のラベルの新着メールをチェックするボタンを作ってみたのですが、満足いくものができたら公開してみようかと思います。
2006/12/10
これですべてのメールアカウントを Gmail に統合できるはずなのだ
TechCrunch の「おお、Gmailはこれで完璧になった」という記事を見たところ、なんと Gmail でも、Mail Fetcher という新機能が追加され、他のメールサービスのメールを POP で取り込めるようになったという情報が!
これは外部メールと呼ばれることもある機能で、Yahoo メールや livedoor メール、その他の著名なメールサービスでは以前から可能な機能でした。
- Yahoo! ヘルプ - Yahoo!メールアドレス以外のメールアドレスで送受信できますか(外部メール)
- livedoor メールについて - 送受信できるのは、livedoorのメールアドレスだけですか?
ただ、ほとんどのメールサービスでは、外部のメールを受信する作業を、自動で行えないのが欠点です。livedoor メールだけは、自動メール受信機能というのがあり、数時間ごとに他のアカウントのメールを自動的に受信してくれます(もしかしたら他にも同様の機能を備えているサービスはあるかもしりませんが、私は知りません)。
Gmail の英語のヘルプ How do I set up Mail Fetcher? を読む限り、Gmail でも他のアカウントのメールをただ受信できるだけでなく、自動的に受信してくれるようです。
Gmail will now check your other account on a regular basis, and new mail will appear automatically in your Gmail account.
既に Gmail には(自分の持っている)任意のアドレスを設定して、メールを送信する機能があります。(同様の機能は Yahoo メールにもありますが)
Mail Fetcher により外部のメールの受信機能と、メール送信時のアドレスのカスタマイズ機能があれば、すべてのメールを Gmail に集約することができます。集約したメールはフィルタを設定して転送したり、POP で受信したり、Atom フィードとしてフィードリーダで購読したり、好きなように扱えます。
確かにこれで完璧!と思い、Gmail の設定を開いてみたのですが…。
2006/11/01
Google Docs (Writely) からの投稿テスト
Google Docs (Writely) から P_BLOG に投稿してみます。
追記(わかったこと)
- 日本語を含むタイトルは正しく投稿されず、P_BLOG 上では空白になってしまう(そもそも Google Docs & Spreadsheets がまだ非 ASCII のファイル名に対応しきれてないようです。)
- カテゴリ(タグ)が付けられない?(XML-RPC モジュールで設定した、カテゴリ未設定時のカテゴリになりました)
- なぜか HTML タグが大文字(Google Docs 上では小文字なのに)
日本語環境で使うには、まだ早そうな感じです。
XML-RPC モジュール for P_BLOG 用の設定
Google Docs & Spredsheets の Setting の Documents タブ以下の Blog setting、もしくは、書類を開いて Publish をクリックして表示される画面から、ブログの設定ができます。
- "My own server / custom" にチェック
- API は "Movable Type API"
- URL は XML-RPC モジュール for P_BLOG の
plg_xmlrpc.php
- User Name と Password は P_BLOG 管理者のもの
- Blog ID/Title はブログのタイトル(設定しなくても勝手に取ってきてくれるとのこと)
- "Include the document title when posting (if supported)" にチェックを入れると、書類の名前が記事のタイトルになるらしい(しかし、上述のように日本語は通らない模様)
- カテゴリ(タグ)は Google Docs で付けたタグが反映されるようですが?
Blogger beta の場合
Blogger beta の場合の設定を紹介されている方もいました。
2006/08/30
Google CEO、Eric Schmidt の Apple 取締役入りで何が変わる?
Google の CEO エリック・シュミットが Apple の取締役に加わりましたね。
アップル、グーグルCEOのシュミット氏を取締役に選出 - CNET Japan
このことで、コンシューマ的には、iChat と Google Talk が直にチャットできるようにならないかとか、iCal と 先日 Safari 対応を果たした Google Calendar の連携が進まないか、等の期待する人は少なくないのではないかと思います。しかし、私はそのようなことは Eric Schmidt が Apple に加わったことの本質には関わりないのではないかと思います。その程度の連携ならば、Apple の取締役になる必要もないでしょう。
梅田望夫氏がエリック・シュミットのインタビューについて取り上げた記事「GoogleのCEO、エリック・シュミットが考えるIT産業の未来」の中にこんなことが書かれています。
情報自身が爆発的に増える(expansion)、ということだけでなく、特定ニッチ市場で活発に行なわれている情報アクセスが、一般市場にまで膨張(expansion)していくことがないと、IT産業の成長はない。
このインタビューの邦訳「Google CEO、その強さの秘密を語る」では、以下のあたりになるでしょうか。
IT業界の成長を促す唯一の方法は「情報へのアクセスを拡張させること」というものだ。情報へのアクセスを、特化した市場からより一般的な市場へと拡張させることだ。
この意見はかなり説得力があると思う。これまでのテクノロジの波を経験してきたのなら分かると思うけれど、その特筆すべき特徴に、「ある分野に特化したものは必ず一般化していく」ということがある。サン・マイクロシステムズのワークステーションはきわめて特別な分野のためにデザインされたマシンだったが、やがて一般的に利用されるようになった。Webにしても、もともとは一般向けに情報を提供するためのものではなかった、などなど。そうした可能性を持つ現在の市場を考えてみてほしい。例えばWi-Fiのローミングがそうだ。Wi-Fiの無線LANでローミングサービスが実現すると、情報へのアクセスの方法が根本から変わってしまうだろう。これは成長への大きな起爆剤となる。
Google がここで触れられている Wi-Fi サービスに力を入れていることは知られています。ごく最近も Google 本社のお膝元で、無料 Wi-Fi ネットワークの提供を始めました。
ITmedia News:Google、ホームタウンでの無料Wi-Fiサービスを開始
エリック・シュミットのアップルへの参加によって具体的に何が変わるのかというところまで予見する情報も知見も私は持ち合わせていませんが、少なくとも小手先のアプリケーションの連携だけではないと期待できますね。
追記(もしかしたら Mac にコンテンツの未来を見たのか?)
上記インタビューでは、「ムーアの法則」によって価格低下が続いていく
IT 産業には、新しいコンテンツが必要であることを指摘して、やがてハリウッドと対立するのではないかということについて語っています。
もしハリウッドが勝利してわれわれのIT業界が完敗すると、この手の新しいコンテンツやメディアにアクセスできなくなってしまう。そうなると、IT業界には成長はなくなるわけだ。もしその逆にわれわれが勝利を収めてハリウッドが負ければ、新しいメディアが生み出されることになる。利害関係のバランスの問題だね。メディアビジネスの方法論と、IT業界が新しいコンテンツを求めている現状−−両者の間には、深い断絶がある。
ところが、Apple の CEO スティーブ・ジョブズは先達て Disneyの取締役に就任し、コンテンツにアクセスできるようになってきています。
それとふと思い出したのが、Life is beautiful のコメントに書かれていたこの記述。
コンテンツ加工ツールとしては、Mac はすでにかなりな所まで来ていると思います。息子達が、iMovie は GarageBand を使って作った映像・音楽作品を見て、本当に関心してしまいました。
そういえば、Intel Mac が発表された今年1月の MacWorld の真の主役は、Intel Mac ではなく、着実に進化している iLife なのではないかと思ったことがありました。以下の日経BPの記事「豊かな創造性とリッチなデジタルライフ演出するApple」でもその点が強調されています。
しかし、それ以上に大きいのは上述のリッチなソフトウエア群だ。もし、これらのソフトが無かったなら、これほどデザイン的に洗練された部品をあちこちからかき集めてくる労力とコストは膨大なものになる。自分の著作権を主張できる音楽トラックが自在に創り出せるメリットは計り知れない。
もしかして Eric Schmidt はこうしたところに Mac の将来を見たのでしょうか。
2006/08/26
Mac OS X で Gmail をチェックする10の方法
Gmail が誰でも登録できるようになったことですし(でもまだβ版なのですね。そういえば、mixi もβが取れてません。 )、Mac OS X で Gmail のメールをチェックする方法をまとめてみました。
まとめてみると結構たくさんあるのですが、無理矢理10個ということにしてみました。
Google 公式
(1) Google Notifier for Mac
Google Notifier はメニューバーに常駐して、新着メールがあったときには、アイコンが変化したり、音を鳴らして知らせてくれます。先日のバージョン 1.9.65 で名前が Gmail Notifier から Google Notifier に変わりましたが、フローティングウインドウのポップアップにより、新着メールを知らせる機能が加わり、Google Calendar 用の機能も加わりました。また、プラグインによって、機能を拡張することができます。
- 過去記事:Mac 版 Gmail Notifier の拡張
- Gmail: ヘルプ センター - Can I customize Google Notifier with plugins?
・ Gmail+Growl 2.0
Gmail+Growl 2.0 は、上記の Google Notifier 用のプラグインです(Google ではなく第三者によるオープンソースソフトウェア)。新着メールを Growl のフローティングウインドウで通知してくれます。Growl のインストールが必要ですが、Google Notifier が標準で備えている機能より細かい設定が可能です。
Google Notifier が Gmail Notifier という名前だったときには、Gmail+Growl がないと、フローティングウインドウによる通知はできませんでした。
旧バージョンの Gmail+Growl が入っていると、Google Notifier で Gmail+Growl がうまく動かないようなので注意して下さい(これがわからず、しばらくハマりました)。古いプラグインは下記の場所にありますので、これを削除します。
ライブラリ/Application Support/Gmail Notifier/GmailGrowl.plugin
(2) Gmail Widget
OS 10.4 以降で使える Dashboard 用のウィジェットです。マルチアカウント対応で、ウィジェットを複数表示すれば、複数のアカウントをチェックできます。上の Google Notifier は複数アカウントのチェックはできないので、重宝します。
(3) Gmail モジュール for Google パーソナライズド ホーム
Google パーソナライズド ホーム用のモジュールです。Safari や Firefox などのウェブブラウザで Google パーソナライズド ホームを開いているときに、Gmail の受信トレイの内容を簡単に表示してくれます。
Mac OS X 用ソフトウェア (3rd party 製)
(4) GmailStatus
OS 10.3 から利用可。Google Notifier は OS 10.4 以降用なので、Google Notifier を使えない場合はこちらを。Growl による通知にも対応しています。Google Notifier にない独自の機能としては、ラベルごとに未読数を表示することができ、選択したラベルを開くこともできます。
gCount
Google Notifier とほとんど同じ機能。Google Notifier に意欲をそがれ、開発停止。OS 10.3 以降用。Growl 対応。
(5) Gmail Notifier for Dock
Dock に Gmail の未読数を表示します。β版ですが、こちらも更新は止まっているようです。
上記の OS X 用ソフトのいくつかは、過去記事「Gmail ツールいろいろ (ただし Mac 用)」で紹介しています。残念なことに、Google 公式の Google Notifier が出てからは、みな勢いを失ってしまったようです。
Atom フィード利用
(6) Gmail Atom Feed
Gmail は Atom でメールボックスの状態を配信しています。認証に対応したフィードリーダを使えば、Gmail の新着メールの有無やメッセージの概略を確認できます。Atom フィードの URI は以下のようにになります。
https://mail.google.com/mail/feed/atom
Gmail: ヘルプ センター - アグリゲータで Gmail メッセージを表示するにはどうすればよいですか。
当ブログ過去記事:Gmail を RSS リーダーで更新チェック
Atom と認証に対応し、Gmail の確認に利用できるフィードリーダ (アグリゲータ) は Gmail ヘルプの中で紹介されています。
Gmail: ヘルプ センター - Gmail でサポートされているアグリゲータを教えてください。
ヘルプ中でも紹介されている NetNewsWire は複数アカウントの Atom フィードの購読もでき、便利です。
Java ベースの BlogBridge でも Gmail の複数アカウントの認証付き Atom が購読できます。純粋にフィードリーダとしてもよいアプリケーションです。いずれ別記事で紹介したいです。
国産フィードリーダの Ensemble も認証付きフィードに対応しているはずなのですが、最近のバージョンではうまく動いてくれません。
その他、特に認証に対応していないフィードリーダでも、以下のように@マークの前にアカウント名を入れた URI で読めることが多いで試してみて下さい。(パスワードも入れられますが、平文で見えてしまうのでどうでしょう。)
https://アカウント名@mail.google.com/mail/feed/atom
ラベルごとに Atom フィードを確認
受信トレイの新着メールではなく、特定のラベルのものだけを、フィードリーダでチェックすることもできます。Google Alert
というラベルの Atom URI は以下のようになります。
https://gmail.google.com/gmail/feed/atom/Google%20Alert
詳しくは、当ブログ過去記事「Gmail の ATOM フィードはラベルごとに購読できる!」を参考にして下さい。
Gee!
Gee! は正確には Gmail 専用というわけではなく、Atom フィードをメニューバーに表示するソフトです。とはいえ、Gmail のために作られたので、Gmail を開くメニューがあったり、Gmail に特化した表示ができるようになっています。
Dashboard ウィジェット
(7) Dashboard Wigets
Mac OS 10.4 Tiger からの機能 Dashboard 用のウィジェットがいろいろあります。Google 謹製の Gmail Widget は既に上で紹介しましたが、ここでは 3rd party 製のものを紹介します。
-
Growl 対応。レビューは「Macの手書き説明書 | g4me」がわかりやすいです。
Firefox 拡張機能
Firefox の拡張機能として、Gmail の新着を確認できるものがあります。
(8) Gmail Notifier (for Firefox)
Firefox ウインドウ下部のステータスバーに新着メールの有無を表示します。音による通知など、必要十分な機能はそろっています。
(9) Gmail Manager
Gmail Notifier (for Firefox) は1つのアカウントだけでしたが、こちらはマルチアカウント対応。複数のアカウントが確認できるだけではなく、その他にもいろいろ細かい設定が可能です。
WEB@YSK - Gmail Manager 解説で詳しく説明されていますので参考にしてみて下さい。元は英語の拡張機能ですが、日本語版 Gmail Manager も配布されています。
普通にメールソフトで
(10) POP アクセス
POP を有効にすることにより、通常のメールクライアントでメールの受信が行なえます。ただし、受信は SSL、送信は TSL を用いた SMTP 認証に対応している必要があります。各メーラでの設定方法は以下を参照して下さい。
Gmail の POP でちょっとくせがあるのが、メールは1度しかダウンロードできないことです。
POP クライアントから送信したメールは 1 度しかダウンロードされません。
複数のマシンから POP アクセスしてメールを受信するような使い方は難しいということになります。基本はウェブブラウザ上で確認して、アーカイブ的に POP 受信は使ってほしいということなのでしょう。
POP でもう1つくせがあるというかおもしろいのが、ウェブブラウザ上で送信したメールも POP 受信されることです。迷惑メールも受信されるし、要はゴミ箱以外のすべてのメールは POP 受信されるようです。このことをもってしても、POP 受信はローカルディスクへのアーカイブ的な保存を想定して挙動が決められているように思います。
複数のメールクライアントから受信できるようになってました(2007年2月28日追記)
recent:username@gmail.com
というようにアカウント名の頭に recent:
を付けることによって、過去30日分のメールが受信できます。この受信方法を使うと、メールが一度しかダウンローでできないという Gmail の(変態的な?)振る舞いを回避することができます。「最新モード (Gmail's recent mode)」と呼ばれているようですが、詳しくは Gmai のヘルプに説明があります。
POP で複数のクライアントから Gmail にアクセスする場合、Gmail の最新モードを使用すると、最初にアクセスしたクライアントだけでなく、各クライアントがすべてのメッセージにアクセスできます。
最新モードでは、他の POP クライアントがメッセージを取得しているかどうかに関係なく、過去 30 日間のメールを取得します。
まとめ
以上、10の方法というには無理がありますが、Mac OS X で Gmail を確認する方法でした。(「Mac OS X で」と言いながら、OS X に限らない方法も多いですね。)
Gmail からこんなメールが来てて「何だ?」と思ったのですが、これ Mail Fetcher がウイルスメールがあったので、サーバから取り込まなかったよー、というお知らせメールでした。
Mail Fetcher は、過去記事で紹介した、いろいろなPOP サーバから Gmail へメールを取り込んでくれる機能です。
メールを外部サーバから取り込む際に、きちんとウイルスチェックをしていて、ウイルス付きのメールはサーバから取り込まずに残しておいたままにしてくれるのですね。なるほど。