10 件のコメントがあります。 1 - 10 / 10
» 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
段ボールと発砲スチロールの梱包コスト比較などもあれば
今回、価格の問題まではたどり着けませんでしたが、重要なファクターですね。再生紙などのリサイクル材では費用が高くなってしまうので、環境税と補償のようなものも検討する必要が出てきますが、これまた簡単にはいかない問題のようです。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
コメントするのは初めてですね。
なかなか面白い話題です。
発泡スチロールが環境に悪いという象徴のように取り上げられたのには、現在のようにライフサイクルコストやCO2がらみの問題以前に、焼却処分すると有害な塩素系のガスが出ること、そのため償却できずに不燃物として処理するため、かさばるなどの要因も大きかったような気がします。
ライフサイクルコストは、以前某自動車メーカーに勤務していた頃、真剣に検討していた頃がありました。ただ、より多くのものを比較するために、検討しやすい尺度を導入する必要があり、CO2であったり、製造・廃棄処理を含めた消費エネルギーといったものさしで見るようになりますが、単純化した切り口では全てが捉えられるわけではなく、見落としも大きいことを評価する側が意識する必要のある問題だと思っていました。
世間では、ハイブリッド車は環境に優しいといっていますが、バッテリーの寿命をきちんと評価し、それこそライフサイクルコストを明示して欲しいと思いますね。携帯電話などの充電池の寿命が数年にも満たないのに、従来のガソリン車のように10年以上も乗り続ける場合・・・・何がおこなわれているかは明白ですよね。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
トラックバックとコメントありがとうございました。
リンク先を全部読んでみましたが、単純ではありませんね。
個人的には、Appleだけ他のメーカーと逆の方向に進んでいるんじゃないかと思い、あの記事に、こう書いた次第です。
Appleには、Appleなりの考え方があるんですかね?
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
Appleには、Appleなりの考え方があるんですかね?
実際のところ、Apple が環境負荷を熟慮の末、梱包材を決定したのかどうかは、わからないですもんねー。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
焼却処分すると有害な塩素系のガスが出る
Ken さんは、あの Ken さんですね。
そういうイメージがあると思いますが、実際には発泡スチロールの原料には塩素は含まれていないようです。後で記事にも追記しておきます。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
そうです。あのKenです。←なんでしょうねこのコメント。
なるほど、確かに塩素系のものが出るというのは、誤解をしていたようです。いかんなぁ。
嫌がられていたのは、不完全燃焼による一酸化炭素および煤の発生のようですね。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
Ken さん、追記に書きましたが、発泡スチロールそのものに塩素は含みませんが、他の物質に含まれる塩素と発泡スチロールのベンゼン環が反応して、ダイオキシンができる可能性はあるようです。
世間で悪者扱いされていたのはそこまで検討してのことではないと思いますが、調べてみるといろいろな要素が出てきて、易しくはないですね…。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
ご無沙汰してます。大変面白い記事でした。
元々Appleはそんなにエコな会社じゃないよね、って感覚でいましたが、
>実際のところ、Apple が環境負荷を熟慮の末、梱包材を決定したのかどうかは、わからない
は確かにそうですけど、ふと気付くと、身の回りのアップル製のサイズの小さい製品には一切発泡スチロールは使われていませんね。寧ろソフトウェア製品なども一般的に且つ慣習的に無駄に大きかったパッケージを小さくして、説明書も排除し、コンパクトな厚紙箱梱包にするなど、あまりアピールは見られませんが、配慮しているのかも?と思える部分もあります。
この辺、ちょっと見解を聞いてみたい所ではありますね。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
t0mori さん、確かに Apple は新しい Mac を出すに連れて、同じ筐体でも箱は徐々に小さくなっていっていたり、デザイン面の考慮でもあるのでしょうが、無駄を省くようになっていますね。なるほど。
Re: 発泡スチロールは環境に優しくないのか − Mac の梱包材をめぐる雑感
From : T@ni @ 2007-05-30 03:24:22 編集 引用
せうさんのサイトから来ましたが、とても面白いレポートですね。
段ボールと発砲スチロールの梱包コスト比較などもあればもっと
製造者の気持ちが見えてくるかと思いました。
最近は「環境に配慮」「環境にやさしい」と書かれた宣伝文句が
良く見つかりますが、その「配慮」も書いた人の立場からしか見
ていない、熟考したとは思えないものが多いと感じます。
例えば石油燃料の代りにトウモロコシなどの植物が原料のプラス
ティックや自動車の燃料。これが原因でトウモロコシやサトウキ
ビの値段が高騰してメキシコやブラジルで暴動が起きたりしてま
すね。
例えば鉛フリーをうたったRoHSもヨーロッパでは盛んですが、通
信業界などの信頼性が重要な機器に使用するにはRoHS対応製品の
歴史が浅く、反って故障による取り替えが多くなれば鉛入りの従
来技術の方が良いのではないか、という意見さえあります。
あれだけ騒がれたダイオキシンの毒性すら最近は疑問視されてい
ますしね。
「環境に配慮」の宣伝文句で製品やサービスを選んでしまう私達
消費者こそ、もっと賢くならないと行けませんね。