「iPod」とか「au」のような人気のありそうな単語を使った記事を投稿すると、自動生成されているであろうスパムブログに補足されるようです。スパムかどうかは、記事内容が脈絡のない引用やリンク集になっていて、その他の記事についても同じようなことをやっているので、それとわかります。
当ブログでは、この週末で気がついただけで、以下のような感じです。
リンクは張っていません。(もしくはリンク評価を与えないためには nofollow を付けたリンクにしたほうがいいのかな?)後述しますが、いずれにせよ、アフィリエイトのためのクッキーやひどい場合はスパイウェアが仕込んであるかもしれないので、開かぬに越したことはありません。
なんか専用のソフトウェアでも出ているのでしょうかね。
今回はありませんでしたが、日本語ドメインのスパムサイトも少なくないです。というか、日本語ドメインからの当ブログへのリンクは、ほぼ間違いなくスパムサイトです。
これらのスパムサイトの存在は、リファラを見て気がついています。ということは、実際に検索か何かでこれらのサイトに誘引されている被害者がいるということですね。リファラに出てこないものも含めれば、もっと存在します。
対応としては基本的に放置ですが、暇なときは Google ウェブマスター ツールでスパム報告したり、レンタルブログの場合は、運営会社に連絡したこともあります。
livedoor ブログ、ヤプログに、通報したことがありますが、今もそのスパムサイトは存在しています。
ウェブリブログは、通報したら著作権云々面倒なことを言ってきたので、その後返信せずに放置していたのですが、先ほど確認したら(他の理由によるものかもしれませんが)スパムサイトは消えていました。
スパムサイトで不思議なのは、大半は広告目当てと思われるのですが、たまに広告が1つも張っていないサイトがあること。もしかすると、他のスパムサイトとリンクをして、PageRank を上げるのに使われているのかもしれません。あるいは、しばらくしてそのサイト自身の PageRank が上がってきたところで、後から広告を貼っているのかも。
と思って、そういえば似たような「ワードサラダ」による自動生成スパムサイトの話を読んだなーと思って、調べて再読してみるとこんなことが書いてありました。
子どもの文字遊びや出来の悪い翻訳ソフトの直訳みたいなページをなぜ大量生成する必要があるのか。理由は簡単。これも参照元で指摘されているように、金儲けをするために過ぎない。
具体例ページのソースコードを確認すると、楽天市場のクッキーを強制的に食わせている。楽天市場のクッキーは一度ブラウザに記録されると使用されるまで 30日間は生きる仕様である。そこでこのページを何も知らずに見た読者が他のページに移り、楽天市場で買いものをすると、このサイトの運営者にマージンが入るという仕組みだ。つまり、これらのページは「強制クッキー食わせページ」のための「まきえさ」なのである。
ちなみにこのサイトも、上記の「ワードサラダ」のサンプル同様に楽天市場の強制クッキーが見受けられた。通報すれば一発アウトである。
というわけで、広告がなくても、アフィリエイトの Cookie を埋め込むことで、知らないうちにスパムに協力させられていることがあるようです。
スパムメールと一緒で、スパムサイト自体を撲滅することは無理だと思いますが、Gmail の迷惑メールフィルタのような高度なフィルタで検索結果から除外されるようになってほしいですね。
「楽天市場」というキーワードで拾われたみたいです。皮肉ですねぇ。